カードゲームは学力向上に有効である
夏が来ると、受験生は、受験のことを身近に感じるようになってきます。
ちょっと少し涼しくなってきたなと思うと、あっという間に寒くなり、試験本番までに残された時間がどんどん過ぎて行きます。
そして、決戦の日を迎えるわけです。
学校の行事などで思うように勉強できなかった現役生も、今から猛烈に追い上げてきますし、それに対して、浪人生は追い付かれないように、リードを広げるように頑張らないといけません。
ここから本当の意味での勝負が始まります。
本番の試験で、今までの、そしてこれからの勉強の成果を120パーセント発揮できるように、本格的に健康管理にも気を使わなければいけなくなってきます。
医学部生であるうちの息子が言っていたことを一つ。
うちの息子は、昔から、単語カードを作って勉強してました。
小さい時から、カードゲームにはまっていた子供のも事実です。
息子曰く
『試験は、思い出せるかどうかが勝負。』
『単語カードを使っての勉強は、思い出す作業に適している。』
『試験は、思い出す作業だから、カードを使って思い出すというトレーニングをすることは、非常に試験に役に立つ。これほど有効な勉強方法はない。』
と言っていました。
『確かに。』
と私も思いました。
単語カードは、暗記するだけの道具ではなく、思い出す作業のためのトレーニンググッズです。
『単語カードさえあれば、何でも覚える、思い出せる自信はある』
と言ってました。
勉強方法は人それぞれあると思いますが、勉強に行き詰まった時に、単語カードを作って、試してみたらどうでしょう。
大学に入学してからも、文房具屋にある単語カードをすべて買い占めて来て、いっぱいカードに書いて、覚えるという作業をしています。
参考にしてください。
男の子は、小さい時から、カードゲームなどにはまる傾向があります。
デュエルマスターズ、ポケモンカードなどなど。
一枚のカードに書かれている内容は、割と多いです。
しかし、子供は、覚えようと意識することなく、その全てを覚えてしまいます。
そう。
男の子は、カードから覚えるのが得意なんです。
子供がカードゲームに夢中になっていれば、思う存分やらせましょう。
楽しみながら、何の苦もなく、記憶力を鍛える、それは、子供にとって最高の環境です。
男の子の多くが持っている収集癖も勉強面でいい面があります。
男の子は、やたらと収集したがります。
そして、収集すれば、収集したものの管理を自らするようになります。
これがなくなっているとか、いつこれを手に入れたとか、収集品の一つ一つに、たくさんの情報が詰まっています。
収集癖は、自分の気持ちを満足させると同時に、頭の中での整理力の向上にもつながります。
すなわち、後々、勉強に関するまとめ方なども身についてくるのです。
知らず知らずに、子供の記憶力って伸びていくんですね。
素晴らしいことです。
さあ、あと少し、受験生の皆さん、最後のスパート頑張ってください。
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